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2001年10月 ■石狩で風況調査開始
風車立地の要件としてアクセス道路や送電線などの条件をクリアし、なおかつ180万都市札幌のすぐ隣りという風力発電の普及啓発にもってこいの場所「石狩」で風況調査を開始しました。(写真は2001/11に撮影した予定地付近の写真)

2003年4月 ■市民風車・石狩 プロジェクト始動!
北海道電力による風力発電プロジェクトの一般公募枠において「石狩市民風車プロジェクト」が当選しました。北海道電力の募集枠10万キロワットのうち、一般公募枠の8万キロワットには競争率8倍となる約65万キロワットの応募がありました。北海道グリーンファンドは風況調査等準備を進めてきた案件をもち仲間たちとともに抽選に望みました。その結果、一般枠では唯一石狩の計画が当選しました。(他に自治体枠の2万キロワットには石狩市が応募し当選し、後に市民協同事業として実施しています。詳しくは石狩市のウェブサイトをご覧ください)。(写真は完成後の石狩・市民風車)

2004年5月

石狩の市民風車で事業主体となる事業目的法人(SPC)「一般社団法人グリーンファンド石狩」(代表理事杉山さかえ)を設立しました。事業を行なう上で必要な建設資金の融資契約や電力会社との売電契約など様々な契約はSPCであるグリーンファンド石狩が行ない、風力発電事業を行なうことに伴う事業リスクを北海道グリーンファンドから切り離します。SPCはNPOのその他の業務から切り離されることで融資等の条件が整いやすくなります。役員は北海道グリーンファンドの理事が就き、北海道グリーンファンドの運動方針に則った経営を行なっていきます。⇒風車概要
(写真は地鎮祭で鍬入れする杉山理事長(当時)と一般社団法人いしかり市民風力発電代表理事羽田美智代さん)

2004年9月 ■石狩で自然エネルギーセミナー&風車建設説明会開催
石狩で活動しているNPO法人ひとまちつなぎ石狩と共催で自然エネルギーセミナーを開催しました。セミナーでは「自然のメッセージを聞く」と題して、小野有五さん(北海道大学大学院教授)にご講演を頂きました。スライドを交えたお話しは、最近の異常気象や自然環境に関する話題から、地球温暖化の現状、そして自然エネルギーに寄せる期待や市民風車の意義などが大変わかりやすく好評でした。
2004年10月

■工事着工!&市民出資募集
秋晴れの空の下、風車建設の第一歩が踏み出されました。なんにもない、真っ平らな土地に重い風車を支えるしっかりした基礎を作るため、コンクリートの配合やら工法やら、とにかくいろいろと考え、最善を尽くして頂きました。 風車の下に立つときは、足元から伝わる情熱を感じてください。
東京で市民出資の受付がはじまり、出資説明会にはおおぜいの読者のみなさんにご参加いただきました。

2004年11月 ■風車デンマークを発つ!
石狩に建設する風車はデンマークのベスタスという風車メーカーのもの。到着は厳寒の1月ということもあり、ナセルに貼るロゴシールを航空便で送り、デンマークの工場で貼っていただくことになしましたが、「漢字」が逆さまになったりしないかとやや心配。無事貼られたとの報告の後、約2か月半の船旅に出発です。
 

■市民風車の愛称募集!
石狩市教育委員会のご協力で小学校対象に石狩に誕生する2基の市民風車の愛称を募集しました。 石狩市内には小学校が10校ありますが、明治6年開設の開校130年を超える伝統校もあれば、新興住宅街にできたばかりの小学校など、ポスターを貼りに歩いただけで石狩の歴史を物語る景色を見ることができました。

□愛称は「かりんぷう&かぜるちゃん」に決定(2005/1)
HGFが計画した風車には「かぜるちゃん」、石狩市と市民協働の市民風車には「かりんぷう」という名前がつきました。
2004年12月 ■市民風車応援企画 佐藤国男木版画展「宮沢賢治の世界を彫る」
市民風車建設を多方面から盛り上げ、PRするため、函館在住の木版画家、佐藤国男さんの作品展示会を石狩市民図書館で開催しました。佐藤さんは函館で市民風車建設をめざす市民団体、南北海道自然エネルギープロジェクト(代表ピーター・ハウレット氏)に所属するなど市民風車の力強い応援団です。なお この企画は、地元のNPO法人ひとまちつなぎ石狩、図書館ボランティア石狩市民図書館と歩む会の協力により実現しました。みなさん、ありがとう!

2005年1月 ■石狩新港に風車到着!
デンマークからいくつかの港を経由して、のんびりのんびり日本に向かっていた風車がようやく到着しました。デンマークからSV(スーパーバイザー)のOle VestergaardさんとNielsK.Jensenさんもやってきて、いよいよ風車の建設が始まります。
 

■市民風車・石狩誕生!
吹雪で作業中止!もありましたが、ブレードの据え付けは快晴でした〜♪
≪工程・かぜるちゃん≫
・1日目:1/22 タワー(3分割のうち下段)設置、ナセル組み立て
・2日目:1/23 タワー最中上段/ナセル設置
・3-4日目:1/24,25 ブレード地組み
・5日目:1/26 ブレード据付

2005年3月 ■初検針!
毎月1日は売電の検針日。ワクワクドキドキしながら、石狩まで向かいます。記念すべき最初の検針にはスタッフ3名で立ち会いました。雪山のおかげで検針盤に手が届きますが、春〜秋は脚立or双眼鏡?!
2005年5月 ■サクラ咲く、石狩
かぜるちゃん、かりんぷうの横を流れる石狩放水路には、散歩にちょうど良い小道があります。その桜が咲き始め、だんだんと春めいてきました。吹雪の中誕生した市民風車・石狩。みなさんへのお披露目の準備が進んでいます。
2005年6月 ■風が奏でる音楽祭
市民風車・石狩誕生を記念して、風車の電気100%のコンサート「風が奏でる音楽祭」を行ないました。真っ青な空の下、風車がゆったりまわって、気持ちい風もそよぎ、ビールも最高〜♪風車見学の列は絶えず、風車に刻まれた自分の名前を探して記念撮影する人もたくさんいました。
おおぜいの人に祝福されてスタートしたかぜるちゃん、かりんぷう。あとはしっかり働いて!と運転管理にも力が入ります。

発電所名
市民風力発電所・石狩
建設場所
北海道石狩市新港南3丁目(かぜるちゃん)/新港中央3丁目(かりんぷう)
着工
2004年10月
運転開始
2005年3月
風車機器
Vestas Wind System社製NM82/1650キロワット
総事業費
約3億2千万円/基
出資金額
2基総額:4億7千万円/1口50万円
(募集窓口:株式会社自然エネルギー市民ファンド
補助金
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
(新エネ非営利活動促進事業費補助金)
風車仕様

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