省エネライフEnergy Saving

暮らしのヒント集

家庭で省エネをすすめるための基本事項が満載です。気軽にはじめる省エネ。あなたのお宅でもお試し下さい。

家電製品の上手な使い方

冷蔵庫
  • 周囲に適当な間隔をあけて置きましょう。
  • 直射日光のあたるところ、ガスコンロの近くを避けて置きましょう。
  • 詰め込みすぎは禁物です。冷気の流れが悪くなり、消費電力が増えます。
  • 熱いものは冷ましてから入れましょう。庫内温度が上昇し、余分な冷気運転が必要になりますし、他の食品にも悪影響を及ぼします。
  • ドアの開閉は短く、手早く行いましょう。1回開けるだけで庫内の温度は一気に上昇します。
  • 掃除はまめに行いましょう。庫内が整理されていると手早く食品が取り出せます。また、冷蔵庫下部の前面グリルがほこり等でつまると、冷えが悪くなり、電気のムダになります。
  • ドアのパッキンの痛みに注意しましょう。冷気が漏れて庫内温度が上がり、消費電力が増えてしまいます。
電子レンジ
  • 庫内の汚れが電波を吸収し、その分調理時間が長引いてエネルギーが無駄になってしまいます。
テレビ
  • 見たい番組がない時は、つけっ放しにしないのが省エネの第一歩。テレビを時計がわりにしていませんか。
  • リモコンでスイッチを切っても待機電力は消費されています。エコタップを活用して主電源をオフにしましょう。
  • 大画面タイプが人気ですが、BSチューナー付きなど多機能・大型になるほど消費電力も増加します。
    部屋の広さにあった大きさの画面サイズを選ぶ、目的に合わせて不要な機能のついた製品は選ばないなどの配慮をしましょう。
  • 必要以上に画面を明るくしたり、音量を大きくしすぎると電力の無駄使いになります。
  • 画面が明るく見やすくなるように、こまめに画面の埃を落としておきましょう。
  • ゲームが終わったらテレビもOFFにしましょう。
電気ポット
  • 保温は低めの温度に設定し、必要な都度再沸騰させましょう。
  • 長時間使わないときは、プラグを抜きましょう。
  • 「電気で沸かして、魔法瓶で保温」といったタイプのものもでています。
    保温のための電力量は従来のものの約5分の1と省エネになっています。
洗濯機
  • お風呂の残り湯を活用しましょう。残り湯を使うと節水になります。さらに水で洗うより高い温度で洗うので、その分汚れ落ちが良くなります。
  • まとめて洗いましょう。少量の洗濯物を毎日洗うより、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を少なくした方が効果的です。効率よく洗うための目安は、洗濯機に記載された容量の8割です。
  • 軽い汚れは節約コースで洗いましょう。時間も水も節約になります。下着などの小さなものは、入浴時に手洗いをすると節水になります。レースなどのついた女性用下着などは、手洗いだと風合いも落ちず長持ちします。
  • 洗剤は適量を使いましょう。洗剤は多く入れば洗浄力がUPするわけではなく、一定濃度になると洗浄力は横ばいになります。つまり、多く入れた分だけ無駄になってしまいます。
照明
  • 日本の家庭における消費電力の中では照明用電気使用量は、冷蔵庫とほぼ同じになっています。
  • 使っていない部屋の照明はこまめに消しましょう。
  • 白熱電球よりも電球型蛍光ランプを選ぶようにしましょう。電球型蛍光ランプは、白熱電球と同じソケットに取り付けられる蛍光ランプです。54Wの白熱電球と、同じ明るさに相当する12Wの蛍光ランプを比較すると、消費電力は約5分の1、寿命は白熱電球の約6倍となります。購入時の価格は少し高めですが、使い続ける電気代や取替えの手間、ゴミが減るなど長い目で見るとお得です。
  • 蛍光灯の両側が黒ずみ出したら交換時期です。
  • 照明器具のかさやカバーが汚れると、明るさが低下します。こまめに掃除するように心掛けましょう。
掃除機
  • モーターに負担をかけないよう、ゴミパックは適宜に取替え、フィルターの掃除も忘れないようにしましょう。特にサイクロン式の掃除機は、こまめなフィルター掃除が欠かせません。
  • 部屋を片付けてから掃除機をかけると、時間が短縮できます。
  • 良く吸い込むからと、どんな場所でも「強」にすることはありません。じゅうたんは「強」でも畳やフローリングは「中」で充分です。掃除機はパワーよりも丁寧にかけるほうが効果的なようです。
  • 畳やフローリングなどは箒と塵取りを使うのもいいものです。
温水洗浄便座
  • 使わないときはフタを閉める。使った後、フタを開けっ放しにしておくと便座が冷めやすくなり、保温により多くの電気を使ってしまいます。
  • 寒い季節だけ使う、便座カバーを使用するなどして1年中つけっぱなしにしないようにします。